So-net無料ブログ作成

反抗期の考察 [放送大学と臨床心理&カウンセリング]

 月曜日から昨日の水曜日まで,3連休を過ごさせて頂きました.といっても自由に過ごせた訳ではないので,退屈しのぎにいろいろ考え事をして暇つぶしをしました.
 テーマは心理学や教育学領域で扱う,人の発達過程における「反抗期」についてでした.
 「反抗期」の中身について深く考察・検討を加えようといったような高尚なものではなく,心理学や教育学の領域で,果たして「反抗期」という言葉が適切かどうかといった程度の軽いものについてでした.
 つまり「反抗期」という言葉はいったい誰のために,誰の立場に立って使われ始めるようになった言葉なのか,といったことから退屈しのぎが始まったのでした.
 言うまでもなく「反抗期」は「親や教師」など大人の側の立場に立って,子どもの一時期の特徴を指して説明する場合の言葉です.
 しかしながら反対に子どもの立場に立つなら,それは「自立」を試み挑戦し始める一時期,あるいは試行錯誤をし始める一時期の,発達上非常に大切な特徴を指すものに他なりません.
 教育心理学・発達心理学などの中でも特に「反抗期」を扱う領域は,究極的には大人や教師・研究者のためにある領域ではなく,発達過程にある子どものためにこそ研究が進められている領域のはずです.
 だとしたら大人の側の立場に立った「反抗期」という言葉ではなく,子どもの立場に立った「自立期」,「挑戦期」,「試行錯誤期」など,もっとふさわしい言葉選びが必要ではないか,といったように考えが進んで行きました.

 親子カウンセリングの時,母親クライエントさんの多くがよく「ウチの子は『反抗期』など全くなかった,本当にいい子だったのですが……」といった説明をして下さいます.
 このような時,もし「反抗期」という言葉ではなく「自立期」といったような子どもの側に立った言葉が定着し,子どもの発達過程におけるその時期の非常に大切な特徴として母親クライエントさんに理解されていたとしたら,「『反抗期』など全くなかった,本当にいい子だったのですが……」といった説明ではなく,「ウチの子は『自立期』が全くなかった,そこが私たち親子の課題だったのかもしませんね」といった遣り取りに変化するかも知れない,と思うようになっていきました.

 もう3連休は終わってしまいました.
 それでも今は,もう少し暇つぶしを楽しんでみたいと思い始めています.

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

メッセージを送る