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色彩心理学と臨床色彩心理学 [色彩心理学と臨床色彩心理学]

【色彩心理学的視点の例】
★色彩心理学の知見によると,女性にとってピンク色は,夢や希望,安心感に関係する色です.

★そこである産婦人科クリニックの内装にピンク系を用いたら,ほとんどの受診者に歓迎されました.

★めでたしめでたし~,です.

★つまり色彩心理学的視点では,最大多数の最大公約数的な色彩反応に注目します.

【臨床色彩心理学的視点の例】
★色彩心理学の知見によると,女性にとってピンク色は,夢や希望,安心感に関係する色です.

★そこである産婦人科クリニックの内装にピンク系を用いたら,ほとんどの受診者に歓迎されましたが,歓迎しない受診者もいました.

★歓迎しない受診者に理由を尋ねると,かつてピンク色を用いたクリニックで期待を大きく裏切られ,
深く傷つけられた思いを経験していたとのことでした.

★ところが歓迎しなかった受診者はその後,そのクリニックで期待通りの診療を受け続けることができ
ると,ピンク色の内装を,好感を持って受け入れられるようになりました.

★その受診者の色彩反応変遷過程をみると,ピンク色に対して,○ → × → ○ となります.

★つまり臨床色彩心理学では,最大多数の最大公約数的な色彩反応ではなく,個々人に特徴的な色彩反
応とその反応の変遷過程に注目します.

このような「そのヒトそのヒトに特有な色彩反応状態」と「色彩反応変遷の過程」に注目しながら観察・分析していくと,少なくとも「うつ病」をはじめ,心身症領域の多くの疾患の改善に役立つことや,それ以前の段階,つまり予防に役立つことが分かってきました.
観察・分析に必要な色彩の種類はわずか17色で良いことも分かってきました.

これからも臨床実践の場で検証・研究を進めながら,可能なものから公開していけたらと思っています.


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